世の中、いろんな職業がありますが、お仕事をしているママやプレママにとって、仕事中の息抜きタイムがとれるかどうかは、この先もお仕事を続けていけるかどうかの大きな分岐点になります。
私と同じく教員をしているママ先生・プレママ先生にとっても、「やっぱり無理だ」と感じて、志した道を諦めることにもなってしまう大きな大きな人生のターニングポイントだと言えます。
ママにとっても、学校現場にとっても、日本全体にとっても、ママ先生たちが辞めてしまうのは、悲しいし、もったいない話です。
そこで、この記事では、プレママ先生が仕事しながら息抜きをする実践例をお伝えします!
私は、フルタイムワーママ歴20年以上のママ先生です。多忙な中でもプレママ先生が息抜きできるコツを経験を踏まえてご紹介したいと思います!
理由を、2割増しで伝える
仕事中に休憩時間をもらうには、理由が必要です。それは、そうですね。
各都道府県教育委員会のホームページを見ると、「妊娠が分かったらもらえる休暇制度等」についてたくさん出てくるので、確認してみましょう。
申請すれば、いろんな休暇や緩和策がとれることが分かります。
ただ、学校現場において必要なのは、申請して取得できる休暇というより、申請していなくても取れるプレママの体調や気持ちを配慮した心遣い休憩なんです。
これを気持ちよく取得するには、理由をちょっとだけ詳しく伝えることが有効です。(^^)
こんなことぐらいで…と、つい我慢してしまいます💦
忙しい教頭先生に、細かいことを伝える時間もないし、周りに人もいます…
年休・時休を取る場合も、権利ですから理由を伝える必要はありません。
でも、実はちょっと現状を伝えておくと、配慮してもらいやすくなるものです。
どれくらいどんな配慮をすればいいかは、誰にも分かりません。
だから、体の調子とか希望を伝えることで、心遣い休憩をもらえるんですね。
周りに人がいることは、気にしない勇気をもちましょう!むしろ、周りの人にも分かってもらえてラッキーです。
私には日本の未来を誕生させる役目がある!くらいの気持ちで、赤ちゃんのために積極的にゆっくりしましょう!♪( ´θ`)ノ
感謝の気持ちは、2割増しで伝える
なんのこっちゃと思うかもしれませんが、実は全てにおいてつながってくる大事なスキルなんです。
大げさな感情表現は好きじゃないという方もいるかもしれませんが、気持ちよく働き続けるには、感謝の気持ちを笑顔で、気持ちを込めて、(できれば)何回も伝えることが、相手を気持ちよくさせ、いい人間関係づくりにつながりますよね。
「何回も」というところにあざとさを感じて嫌だなと思う方、いいことや嬉しかったことを何回も振り返って口にすることは、脳も心も喜ぶ素敵な行動なので、深く考えすぎずにやってみてください!
前に叱られたことをまた言われるのは嫌だけど、前に褒められたことをまた言われるのは、くすぐったいけど嬉しいよ。
「あの時、休憩させてもらえて本当に楽になりました。」
「ちょっと休んだだけで、すごく回復できました。」
「限界が来る前に、休ませてもらえたおかげで、助かりました。」
という感じで、あなたにどうしてもらったことで、私がどうなったという感謝を伝えます。
多くの方は、心でそう思っているので、心の中を盛ったというわけではなく、伝える言葉を多くしただけです。だから、ちっともあざとくないんですよ。
心遣い休憩🟰息抜きタイムをもらいやすくするためという自分向きの目的があるために、「なんとなく悪くて言い出せない…」「申し訳ない」「他の人にしわ寄せがいくし…」など考えてしまう方もいると思います。
でも、受けた恩は、返せる時に返せばいいので、気にしなくていいんです!
╰(*´︶`*)╯♡
上の言葉は、実は年配のママ先生から掛けていただいた言葉です。
それから20年を経て今、私は受けた恩を返す時を迎えています。
みなさんも、返せる時が来たら返せばいいんです!
だからこそ、感謝の言葉を2割り増しで口に出して伝えましょう。みんなに応援してもらえて、自分にとっても、いいこといっぱいです!
実際の、息抜きタイムの過ごし方
学校現場の実際としては、5分、10分程度でも職務を離れてホッとできたら、かなり精神的にも体力的にも楽になりますよね。
学年主任がいる場合は、まず主任に話してみましょう。(^O^)
職員室がなんとなく都合が悪ければ、保健室。または、生徒がいない教室があればどこでもいいと思います。飲み物を持って行って、一息つきましょう。
できれば、横になった方がいいと思うので、保健室のベッドや休憩室(和室など)などで、ゴロンと横になって、足を高くして、むくみも流しましょう。
むくんでからじゃなく、予防休憩です。
誰にも体のことは分かりません。「まだ、大丈夫」とか「今は大丈夫」と思っても、早めに心と体を休ませてあげましょう。
ご自身のためでもあり、何より赤ちゃんのためです。╰(*´︶`*)╯♡
「ちょっと、昨日よりしんどくて、休ませてもらってもいいですか」
「ちょっと立ちっぱなしで、足がキツくて…」
「ちょっとお腹が張る感じがあって…」
妊娠中は劇的に体が変わっていくので、昨日との比較や妊婦特有の症状とかを伝えましょう。
「ちょっと」と添えることで、心配かけ過ぎることもなく、休めますよ。
仕事中のホッとする時間は、自分から取りに行っちゃいましょう!
私自身が、過信していたから
プレママ先生に遠慮しないで休憩して欲しいなあと思うのは、私自身が健康過信妊婦だったからです。これくらいは大丈夫!と思って、できるだけ全部自分でやろうとしていました。
あと1ヶ月で産休に入るという頃、参観日の前日、掲示物を貼ろうとバンザイをするような姿勢で作業していました。
高いところの掲示物は頼んで手伝ってもらったものの、やっぱり自分でやれることはやろうとしてしまって、結果的に切迫早産を引き起こし、自宅で療養することになってしまいました。
( ; ; )お腹の赤ちゃんにも周りの先生方にも、学級の子供たちにも申し訳なくて、自分の浅はかさを反省しました。
ちゃんと、産休に入るまで全うできなかったことは、本当に大きな後悔になりました。頑張って守っても、つわりが強かったり、入院を余儀なくされる方もいる中、自分自身の行動で赤ちゃんを危険にさらしたことは、本当に母になるという自覚が足りなかったと思います。
その後、ゆっくり療養したことで、無事娘は誕生しましたが、「次はしっかり休む!」という心構えができました。(息子の時は予防休憩しながら産休に入るまで仕事を全うしました!)
だからこそ、今プレママの先生には、仕事中のホッとする時間をちゃんと取ってほしい!
心遣い休憩をもらって、積極的に休んでほしいと思います⭐️
母になるのは、大きなお仕事
職業としてのお仕事ももちろん大事ですが、母になるのは、人生で一番大きなお仕事です。
プレママの間は、楽しみよりも不安の方がいっぱいかもしれません。
でも、プレママを助けたいと思っている人はたくさんいます!
だから、安心して「2割り増し」で感謝を伝えて、「2割り増し」で状況を伝えて、ホッとする時間を確保しながら過ごしてほしいです。
プレママは未来を誕生させるすごい人なんです!
限定の特別配慮期間をフルに活用してくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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